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患者が理学療法士に対して恥ずかしいと思う瞬間|対処法についてもご紹介

質問者

リハビリのときに、恥ずかしいと思うことが多々あるんだけど私だけかな?

今回は、上記の質問にお答えします。

実際に、患者さんとコミュニケーションをとる中で、患者さんから「恥ずかしい」というワードをよく耳にします。

では、患者さんはどんなときに「恥ずかしい」と思うのでしょうか。

理学療法士歴9年目の僕が、実際に患者さんと話している中で聴取した、患者さんが恥ずかしいと思うこと5つをご紹介します。

また、対処法についてもご紹介しますので、最後までご覧ください。

目次

患者が理学療法士に対して恥ずかしいと思う瞬間

患者さんがが理学療法士に対して恥ずかしいと思う瞬間は以下の5つです。

・担当の理学療法士が美男美女だったとき
・身体を触られたとき、身体が密着したとき
・リハビリ中の声かけ(声が大きい)
・思うように運動ができなかったとき
・身体の全てを見透かされたとき

それぞれ解説していきます。

担当の理学療法士が美男美女だったとき

これは、若い患者さんだけではなく、年配の患者さんからもよく耳にします。

あの人はカッコいいけん恥ずかしか〜

女性だと恥ずかしいし緊張します。

リハビリだけに限らず、私生活においても相手が美男美女だと、話すのがの恥ずかしいと思う人が多いのではないでしょうか。美男美女に限らず、異性と話すこと自体恥ずかしい、緊張するという人も多いはずです。

これと一緒で、リハビリの担当者がイケメンやかわいい人だと、恥ずかしいと思うようです。

ヒラバ

僕も中学生の頃、骨折をしてリハビリを受けたときの担当の作業療法士さんが、きれいな女性の人でとても緊張しました。

身体を触られたとき、身体が密着したとき

理学療法士は、治療目的で患者さんの身体に触れることが多々あります。

これは、筋肉を触知したり、痛みの部位を確認したり理由は様々です。時には、デリケートな部位を、触知することもあります。

患者さんによっては、「セクハラ!?」と思う方も多いでしょうが、理学療法士はデリケートな部位に触れるときは、細心の注意を払っています。また、セクハラ対策でそう言った部位を触れるときは、一言声をかけたり、同性のセラピストに変わるなど、対策を施している病院もあります。

男性に触られるのはちょっと恥ずかしい

若い男性に手を握ってもらいながら歩くのは照れる

これに関しては、女性の意見が圧倒的に多く、やはり女性は自分の身体を触られることに羞恥心を感じるようです。

また、治療内容の一環で身体が密着したときも同様で、緊張したり、恥ずかしいと感じることがあるようです。中には「ドキドキする」と答える方もいらっしゃいました。

リハビリ中の声かけ(声が大きい)

理学療法士は、患者さんの力を最大限に発揮できるように、声かけにも気を配っています。また、運動部出身の人が多く、もともと声が大きい人も多いです。そのため、リハビリ室全体に響くぐらいの、声かけが行われることが度々あります。

他の患者さんにも注目されて恥ずかしい

周りに笑われているようで恥ずかしい

患者さんからしたら、声が大きいことで、他の患者さんから注目されたり、笑われてしまうことが恥ずかしいようです。

思うように運動ができなかったとき

理学療法士のリハビリを受ける患者さんは、怪我や病気が原因で、何かしらの障害を負っています。そのため、今までできていたことができなかったり、簡単な運動が難しいと感じることがあります。

人は、できないことに対して恥ずかしさを感じてしまうので、リハビリを受ける患者さんは、恥ずかしいと思う機会が多いようです。中には、できないことに対して絶望感を感じる人もいます。

しかし、理学療法士は患者さんのできなくなったこと、難しいことをできるようになるためにサポートするのが仕事です。

理学療法士は、一人ひとりのレベルに合わせて、治療プログラムを立てていますので、恥ずかしいと思わずに一つ一つクリアして、動作を獲得していきましょう。

身体の全てを見透かされたとき

経験を積んだ理学療法士は、患者さんの姿勢や歩き方を見るだけで、痛みの部位や抱えている身体の問題がわかります。また、少し身体を触れたり、動かすだけで、苦手な動きや、どのタイミングで痛みが出るのかなどもわかったりします。

何で痛いところがわかるんですか?

痛いところも苦手なことも全部お見通しで何だか恥ずかしい

先生には全身見透かされているから嘘もつけないよ

患者さんは、痛いところや、苦手な動きを言い当てられて驚きを隠せないようです。それと同時に、全身を見透かされているような感覚になって恥ずかしさを覚えてしまうのです。

理学療法士に対して恥ずかしいと思ったときの対処法

どんな理由であれ、恥ずかしいと感じてリハビリに集中できないときには、誰かに相談しましょう。

相談する相手におすすめなのは以下の人たちです。

・他の理学療法士
・リハビリの受付スタッフ
・看護師
・会計受付スタッフ

担当を変えるとなると、申し訳なく感じてリハビリに行きにくくなる人もいるでしょう。

しかし、リハビリは「人 対 人」ですので、どうしも相性が合わなかったり、治療方法が合わずに、患者さんからの申し出によって担当が変わることが多々あります。

ですので、気にせず自分が信頼できる理学療法士を見つけることをおすすめします。

リハビリの効果は、気持ちやメンタルに左右されることがたくさんあります。我慢せずに、自分の納得のいくリハビリを受けるようにしていきましょう。

まとめ

今回は、患者目線で理学療法士に対して恥ずかしいと思うことをご紹介しました。

理学療法士9年目の僕が、実際に患者さんから聞いて特に多かった5つをピックアップしているので、共感できることも多いのではないでしょうか。

患者が理学療法士に対して恥ずかしいと思う瞬間

・担当の理学療法士が美男美女だったとき
・身体を触られたとき、身体が密着したとき
・リハビリ中の声かけ(声が大きい)
・思うように運動ができなかったとき
・身体の全てを見透かされたとき

どんな理由であれ、恥ずかしいと感じてリハビリに集中できないときには、誰かに相談することをおすすめします。

リハビリの効果を最大限にするために、自分の納得のいくリハビリを受けるようにしましょう。

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